●名前 ゆきみ ●登録日時 11/17(金)01:29 パスワード 時が流れ、今夢見る時計は・・・ -------------------------------------------------------------------------------- カビノチィに集う皆さん、こんにちは。 以前にこちらの掲示板で大変お世話になっていたゆきみです。 よろしくお願いします。 上森さん、お久しぶりです。お元気でしたか? 日本も、もうかなり寒くなってるのでしょうね? ここイギリスも、昨日などは霧のロンドンならぬケンブリッジで、 かなり底冷えする日々が続いています。 カビノチェに最初にお邪魔させて頂いたのが、 “イギリスに経つに向かっての新しい人生をともに歩む時計探し”からでしたが、 そんなわたしのイギリス生活もとうとう終わりに近づいてきました。 時が経つのは、本当に早いものですね・・・。 この1年を振り返ってみますと、 いろんな場所や国を訪れ、いろんな人や物と出会い触れ合って、 そんないろんな経験を通して、自身がかなり変わったことに気づきます。 それに、以前にSBさんからもご指摘されましたが、素敵だと思う時計も 少し変わってきたように思います。 ですが、心の琴線に触れる時計・わたしの究極の時計は、 依然として、パテックのトロピカルです(笑)。もう、これは別格ですね(笑)。 残念ながら、まだ、イギリスではお目にかかってませんが・・・。 (日本でも実際には見てませんけど・・・(笑)) 日本にいた頃は、角型時計やトノー型の中にだけ、凛としたエレガントさを 求めていたような気がしますが、今は、ラウンド型の方にそのエレガントさを 感じるようになりました。肩肘のはらない優しい感じがしませんか? 一度、以前に滞在していたBATHという街で、ルクルトのレベルソ“シャドー: 黒文字盤・ステンレス・グレーのオーストリッチベルト”に出会ったことが ありますが、これは本当にエレガントでした。ですが、着けてみると、エレガント というよりクールって感じがしたのを覚えています。不思議なものですね。 フランスに滞在してた頃も、カルティエでヴェニュワールを着けてみて、 あまりのエレガントさに、後先を考えずに、思わずその場で購入してしまいそう になりました(笑)。グッと我慢しましたけど・・・(笑)。 でも、今は、あの時に我慢してよかったなぁと思います。 というのも、ここに来て、トロピカルとは言わないまでも、すごく素敵な時計に 出会うことができたからです。それは、トロピカル同様、パテックのカラトラバ 4905です。それに、4864も素敵ですよね。エレガントです。 ロンドンのパテックサロンは、さすがに敷居が高く、お店に入る勇気がありま せんでしたが、昨日ここケンブリッジの取扱店に思い切って入って、着けさせて 頂きました。 ウィンドーからではわかりませんでしたが、4905は、裏蓋がスケルトンに なっていて、キャリバーも見れるようになってるんですね。スタッフ方も、 “機械式時計好きには、たまらなく嬉しいことですね。4864も、もちろん いいですが、僕は個人的に、こちらの方が好きです。それに、とてもエレガント でしょ。” とおっしゃっていました。もう、二人で“なんてエレガントなんだぁ〜”と 言いながら、ずっと眺めていたぐらいです(笑)。 でも、4864も二カ国の時間設定ができるクロノ(?)、複雑時計にも係らず、 無骨などころかエレガントさが漂っていて、“素敵”の一言です(笑)。 価格的には、彼曰く、 “スイスフランでの定価設定で、世界中どこで購入しても同価格にしていますが、 やはり為替差益は出ます。” とのこと。 でも、このあたりが、わたしにはあんまりよく理解できないんですよね。 というのも、国によって物価の差があるわけですから、定価はどこに行っても 一緒といわれても、あんまり信用できません(笑)。 例えば、イギリスとフランスだけを比べても、何でもイギリス価格の方が 高く感じるのは(イギリスブランドであっても・・・)、わたしだけでしょうか? かなりかなり購入したいのですが、なにせ、あのパテックです(笑)。 購入するのが恐れ多いような気もします・・・。 “まだまだ、わたしには似合わないよ。”と思う気持ちと、 “いやいや、ここで買わないと後悔しそう。似合う似合わないは、後の 自分の努力に委ねよう(笑)” という気持ちの責めぎあいです。もちろん、価格もそうですが、それよりも この自分の気持ちとの戦いというところですね(笑)。 みなさんは、こういう心の責めぎあいを、いつもどう考えていらっしゃいますか?