●名前 てつ ●登録日時 11/05(日)12:10 パスワード re(1):錆びない鉄 -------------------------------------------------------------------------------- 雁木さん。 > 昨晩、TVで映画『スター・ゲイト』を映ってました。 > 1928年にエジプト発掘された、巨大なベゼル(笑) > 材質は、石英に似てはいるが、地球上には無い鉱石。 > 104炭素測定では、一万年前のシロモノ。 放射性同位体の炭素14を使った年代測定法ですね。 > 例えば、鍛造された日本刀は錆びにくい、というのは事実 > ですが、生の鉄柱で少なくとも数百年曝露していて錆びない、 > ということは、この鉄から時計のムーブを創れば、ステン > レスやブルー・スチールの比では無い。油ぎれさえメンテ > してやれば、数百年はもつ時計が出来上がる。 ブルー・スチールも錆の一種だと思いますが。。。 ●名前 てつ ●登録日時 11/05(日)16:25 パスワード re(3):錆びない鉄 -------------------------------------------------------------------------------- 雁木さん、こんにちは。 > 鉄の加工には詳しくないのですが、ブルー・スチールは > 焼き入れによる発色、と単純に認識していたのですが。 > > 黒錆や赤錆と同じく、青錆とでも呼ぶべきものなのでしょうか。 自分のことばで説明できればいいのでしょうが、私には 難しいので、辞書の言葉を借ります。 青熱脆性 軟鋼が250℃付近において硬化すると同時に脆くなる 現象。この温度で鋼の表面に青色の酸化膜ができるため に、この脆性を青熱脆性とよぶ。 (理化学辞典) ということです。青焼焼きされた鉄は、青く発色している 共に、硬くなっているので、脆くなった状態にあるようで す。 確信がないのですが、例えば、こじ開けや、糸鋸の少し大 きいもので青焼されているのがありますが、これはこの青 焼の硬化するという性質を利用したものではないかと思い ます。 > 赤錆は内部の酸化を進行させますが、黒錆は逆に保護しますよね。 > ということは、ブルー・スチール(青錆)は、黒錆に類するもの > なのでしょうか? > > また、錆というと酸化鉄と短絡してしまいますが、何故そういう > 違いが生じるのか、良く判りません。 赤錆と黒錆は、簡単にいうと酸化数の違う酸化鉄で、 結晶粒が緻密か、そうでないかの差だと思います。 ●名前 TGV ●登録日時 11/06(月)11:41 パスワード re(6):錆びない鉄 -------------------------------------------------------------------------------- 確か、東北大学で作った純度100%に近い鉄がさびないと言っていた ような。Fe 100%がなぜ、さびにくいのか、わかりません。 ●名前 TGV ●登録日時 11/07(火)18:22 パスワード re(8):錆びない鉄 -------------------------------------------------------------------------------- あれだけの情報でよく調べられましたね。ありがとうございます。