●名前 新田啓介
●登録日時 11/06(月）22:42
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手巻のブランパン・ムーンフェーズ？
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最近知人が中古のブランパン・ムーンフェーズの物件を見つけたのですが、なんと
手巻のモデルなのです。
購入を検討中なのですが、ブランパンのホームページなどを覗いて見ますと
ムーンフェーズの現行モデルは自動巻なのでちょっと不安です。
ブランパン社は１９８４年頃ムーンフェーズを発表したらしいんですが、一説に
よると「初期モデルも既に自動巻だった。この時計はムーンフェーズ機構を自動巻
で実現させたので人気を博した。」と言うことです。
で、この「手巻」のムーンフェーズはもしかして偽物かな？なんて考えてしまいます。

外観に関しましては：
◆ケースはステンレス、ガラスの縁はイエローゴールド。これも何か不自然なの
です。ブランパン社の全ての現行モデルのケースの材質はステンレスのみ、もしくは
貴金属のみでステンレス＋ゴールドと言うミックス材質のケースは最近のカタログ
では見受けられません
◆現行モデルのダイアルと違い、メーカー名「BLANCPAIN」の下に「automatic」
と記されていない。手巻の時計らしいですからですから勿論当然の事ですが
◆ダイアル上の１‥３１の日付の帯の内縁と外縁が黒細線で縁取りされている。
現行モデルでは縁取りが無い
◆リューズが現行ムーンフェーズの頑丈な2000型リューズと比べていささか華奢
なデザイン。イエローゴールドのリューズにステンレスの小さな丸いキャボション
が付いたもので、IWCのポートフィノ・クロノグラフのリューズに良く似ています

たしかブランパンのムーンフェーズモデルは日付、曜日、月、ムーンフェーズの
調整用に四つの小さなプッシュボタンを備えているはずですが、カレンダー
モジュール自体は手巻も自動巻も多分同じだと思うんです。
このプッシュボタンが四つともちゃんと機能すれば手巻であっても本物のムーン
フェーズであるとの確率は高いと思うんですがどうでしょうか。もしリューズを
引き出さないで調整ボタンをプッシュしてしまった場合、メカニズムに何らかの
悪影響を及ぼす怖れはあるのでしょうか。真贋を確かめる過程で時計を壊して
しまった、なんて事にはなりたくありませんので。

８０年代の機械式時計ですとそろそろオーバーホールをしたほうがいいと
思うんですがブランパンのＯＶＨって幾らぐらいかかるのでしょうか。

時計に関しましては全くの素人でありますので、ブランパンに詳しい先輩から
何らかのご教示を頂けたら幸いと思います。

新田

●名前 seiichi tsukamoto
●登録日時 08/19(日）23:11
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re(1):手巻のブランパン・ムーンフェーズ？
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ブランパンのムーンフェイズについての疑問を見ましたので私の知る限りの事を
お知らせいたします。
まず、材質ですがコンビモデルはムーンフェイズにも存在します。四年前に
バーゼルフェアに行った時持ち帰った現地カタログを見ますと、
当時はムーンフェイズのコンビが５９００スイスフランで販売されていました。
手巻きの件については、現地カタログにも自動巻きしか掲載されていませんでした
ただ、御存知かもしれませんがクロノグラフに日本未入荷ですが手巻きのタイプが
存在しますので、古いタイプのムーンフェイズには手巻きが生産されていたのかも
知れません。
あとオーバーホールの基本料金は５万円だったと思います。
なにせブランパンというメーカーは限定モデルでもないのにレギュラータイプに
ないモデルを作ったり、ムーンフェイズの月齢板に顔があったりなかったりと
いろいろ作っているみたいですので、まして古いタイプになりますと判らない事
だらけです。