●名前 96(キューロク) ●登録日時 06/23(土)22:04 パスワード 防水性 -------------------------------------------------------------------------------- みなさん、こんばんは。 時計雑誌の特集などで、よく防水テストの方法が紹介されていることがありますよね。 私は以前からあの防水テストの方法が気になって仕方がありません。 方法の概略を簡単に述べますと、まず10気圧防水のテストであれば、 10気圧の加圧ガス中に時計を放置します(放置時間は不明)。 その後、時計を水中に沈めると、気密が不十分な場合は先程の加圧でガスが 時計本体に入り込んでいるため、時計本体からその泡が発生します。 この方法の問題点は、時計本体が10気圧になるには無限時間かかるということです。 仮に、もしこの方法で泡が発生した場合、10気圧どころかおそらく2〜3気圧以下の 防水性しかないのではないか思われます。 この方法以外にも防水テストはあると思います。 知っている方がいましたら、ぜひ教えて下さい。 そもそも、防“水”性をガスの気密で測定しようとするのがおかしな話なのですが (ガスと水ではオーダーが異なる)。 上に関連して、次のような疑問も持っています。 3気圧防水の時計であっても水道水で手を洗う場合は瞬間的に3気圧以上の圧力が、 または10気圧防水の時計で水泳をする場合も同様に瞬間的に10気圧以上の圧力が かかるので防水性が保証できないということをよく耳(目)にします。 水道水で瞬間的に3気圧以上、水泳中に瞬間的に10気圧以上も圧力がかかることが 本当にあるのでしょうか? 実は私も、10気圧防水であるはずの新品の時計が 水泳後に曇る経験をしたことがあります。しかし、私は水泳中に10気圧以上の水圧が かかったとは思っていません(もし時計にそれだけの圧力がかかっていれば、 当然身体にも・・・)。むしろ、10気圧防水と謳っているのは上述のテスト方法に合格 しただけのことで、その時計は真の10気圧防水ではなかったのではないかと疑っています。 みなさんは手持ちの時計(特にクロノグラフや日本製の時計)の防水性について、 カタログ値とのギャップを感じたことがありませんか? ●名前 TGV ●登録日時 06/24(日)13:16 パスワード re(1):防水性 -------------------------------------------------------------------------------- まず10気圧防水のテストであれば、10気圧の加圧ガス中に時計を放置します (放置時間は不明)。その後、時計を水中に沈めると、気密が不十分な場合は先程 の加圧でガスが時計本体に入り込んでいるため、時計本体からその泡が発生します。 この方法の問題点は、時計本体が10気圧になるには無限時間かかるということです。 確かに10気圧で加圧すれば、いくら時間をかけてもケースの中が10気圧になら ないかもしれません。しかし、10気圧より少し高い気圧をかければ良いと思いま す。 仮に、もしこの方法で泡が発生した場合、10気圧どころかおそらく2〜3気圧 以下の防水性しかないのではないか思われます。 泡の発生は防水性能が時計にかけた気圧より小さいということを意味します。 防水性能の判定は約1〜10気圧です。泡の出る様子で多少わかるかもしれ ません。 この方法以外にも防水テストはあると思います。知っている方がいましたら、 ぜひ教えて下さい。そもそも、防“水”性をガスの気密で測定しようとするのが おかしな話なのですが(ガスと水ではオーダーが異なる)。 実際に水圧をかけて、水が浸入すると面倒なのでガスの方が良いようです。 3気圧防水の時計であっても水道水で手を洗う場合は瞬間的に3気圧以上の圧力が、 または10気圧防水の時計で水泳をする場合も同様に瞬間的に10気圧以上の圧力が かかるので防水性が保証できないということをよく耳(目)にします。水道水で瞬間的に 3気圧以上、水泳中に瞬間的に10気圧以上も圧力がかかることが 本当にあるのでしょうか?  絶対ないとは言えない程度と思います。普通の水道は2気圧です。これで時計に3気圧 かけるには自分で時計を動かして1気圧余分に加圧しなければ、3気圧になりません。 水道の水を手で止めようとして、指を蛇口に入れても水は止まらないと思います。 2気圧の水はそのくらいの威力があります。普通の水泳で5気圧以上はかかりません が、急激な動作で5気圧以上かかることも有り得ます。 実は私も、10気圧防水であるはずの新品の時計が水泳後に曇る経験をしたことがあります。 しかし、私は水泳中に10気圧以上の水圧が かかったとは思っていません(もし時計にそれだけの圧力がかかっていれば、当然身体 にも・・・)。むしろ、10気圧防水と謳っているのは上述のテスト方法に合格しただ けのことで、その時計は真の10気圧防水ではなかったのではないかと疑っています。 多分10気圧防水ではなかったのでしょう。 http://green.jbbs.net/shop/90/tgv.html http://green.jbbs.net/shop/90/tgv.html ●名前 EVO4 ●登録日時 06/25(月)13:16 パスワード re(1):防水性 -------------------------------------------------------------------------------- ブライトニングの説明書に書いてありましたが 300m防水以上無いと、実際には水泳とかに 使えないとの事です。 ●名前 TGV ●登録日時 06/25(月)18:40 パスワード re(2):防水性 -------------------------------------------------------------------------------- 「使えない」ではなく、使わない方がよい というような表現ではありませんか? 10気圧防水なら、なんとか水泳もできます。20気圧防水であれば水泳にも 充分でしょう。ただし、その防水性能は毎年低下していきます。去年10気圧防水 でも今年は2気圧防水かもしれません。毎年、防水性能を検査する人は潜水を職業 にする人以外ではほとんどいないでしょう。時計店は10気圧防水で水泳できますと 言うと責任をとる必要があるので、安全を大きくとって、30気圧と言ったのでしょう。 水泳のときは時計をしないのがお勧めです。 ●名前 テック ●登録日時 06/25(月)20:03 パスワード re(1):防水性 -------------------------------------------------------------------------------- 96さんへ 防水性について、あまり信用性がないのが現実だと思います。 メーカーにもよりますが、10気圧と表示してある時計が、どうみても日常生活防水程度 しかないものは、数多く存在します。ある程度信用できるのは、裏ブタがネジ式で、 リュウズがロック式のものだと思います。それでもパッキンが老化していれば意味が ありません。また、使い方によっては防水性は低下します。例えば海水や、 汗(酸性の強い)が残ったまま放置すると、ステンレスでもケースに腐食が生じます。 そうなると、パッキンが新品でもその時計に防水性はなくなります。 私が思うに、大切な時計は、なるべく水には浸けない事をお勧めします。