●名前 エコロ ●登録日時 08/04(土)20:31 パスワード 利き手に時計をつけてみると --------------------------------------------------------------------------------  「暑いですね〜。」 一日のうち、この挨拶は日本中でどれくらい交わされていることでしょう。 気温が年々増していくように感じるこの暑さは、何か地球がまずいことになってる 事実を実感しているような気がして嫌な気分ですね。  といいつつ暑いのは好きな方なのですが、先日、この異様な暑さのせいか ちょっと辛い経験をしました。  寝る時も時計をするほど時計をつけていることが好きな私でしたが、 ある朝のこと。 左手首に違和感を覚えまして、ふと愛用の革ベルトの時計をはずしてみますと、 赤い斑点ができてました。 すぐに治るだろうと軽く考えていましたが、反対に赤い斑点は時間を追って 次第に広がってきまして、ついには痒みもともなう膨隆疹にまでなりました。 こりゃいかんと近所の皮膚科をたずねますと、どうも革ベルトに対して アレルギー反応がでてしまったとのことでした。 というわけで革ベルトはおろか腕時計を当分の間左手にすることが できなくなりました。 種類を変えれば革ベルトも可能とのことですが、やはり一度嫌な経験 をしますと避けたくなります。 革ベルトは好きなのですが、残念です。 昔、好物だった生カキ。あたってしまいまして、今ではうけつけなく なりました。 (あぁ、これで2つ、好きなものが減ってしまったな・・・)  と愚痴をこぼしながら、かくなる経過をたどりまして利き手である右手に 腕時計をつけるようになりかれこれ3週間が過ぎました。  右手に時計をつけるというのはたまにしていましたが、ずっととなると なかなか馴染まず、当初はすぐはずしてましたが、それも3週間経ちますと馴染ん できまして、驚くほど違和感もなくなってしまいました。 慣れというのはたいしたものですね。  右手に時計をつけて感じたこと。  最初の一週間はチタンの時計をつけていたのですが、飽きてしまい、 ここ2週間はロレックスデイトとスウォッチオートクオーツを使用しています。 左手に比べてアグレッシブに動くものですからあちこちぶつけます。 ロレックスデイトは傷もほとんどなかったのですが、あっという間に 傷だらけになりまして、いい味を出しはじめ、なるほど「ガンガン使う」というのは こういうことかと初めて実感しています。(笑) それでも壊れずに高い精度を出しているのには感心するわけですが・・・  手洗いの時。これは特に日常生活防水のスウォッチをつけている時に感じることで すが、リュウズが手の甲より反対側にありますので、防水上、気をつかうことが少なく なりました。  私は腕は細い方だと思っています。ですが、利き手の方が若干太いですので、腕時計 も若干左手より似合うような感じがしています。 ベルトの長さ調整は面倒です。全部調節するとなると、かなり面倒です。 実は他の時計を使わないのはこれが理由だったりします。(笑) ロレックスのようにバックルで簡単にバネ棒をはずして調整できるタイプは重宝する わけです。  3週間経っても上手くいかないこともあります。 それは腕をくりっと目線に向けることです。 時計を甲側につけていますと皆さん見る時に腕をひねって見る格好を とられると思いますが、私の場合、このひねる角度があきらかに左右で差がありました。 右手の関節が左手の角度で手を翻せるようになるのにはまだ時間がかかりそうです。  当初、一日も早く左手に時計をつけたいと思っていましたが、最近では このまま右手につけていてもいいかなと思うようになりました。 「時計が似合う」ように見えるのが最大の理由なんですけどね。(笑) 簡単ですが、利き手に時計をつけた雑感でした。おつきあいいただきましてありがとう ございます。  本当に暑い毎日が続きますね。水も不足しているようです。 体を壊さないようにくれぐれも注意が必要なようですね。 では。 ●名前 上森 ●登録日時 08/07(火)01:50 パスワード re(1):利き手に時計をつけてみると -------------------------------------------------------------------------------- みなさん、こんばんは。 いかがお過ごしですか? エコロさん、こんばんは。 お久しぶりですね。 お元気でしたか? 楽しいお話(といっていいでしょうか? 笑)を拝見させていただきました。 わたしも同じような経験があるものですから、 うれしくなりまして、思わずキーボードをとりました。 > 「暑いですね〜。」 ええ、暑い日が続きますね。 どうぞお体にはお気をつけください。 暑いといえば、 気候も暑いですが、 昨今は政治も熱いテーマに事欠かないですね。 最近は毎晩、ニュース番組に釘付けになるように見入っています。 でもまた、 そんなホットな話題に対して、 経済は寒いですね。 株価などを眺めていますと、 「いったい、底はどこにあるのか?」 などと感じることもしばしばです。 ところで、 わたしは、”景気”と”時計の動き”というのは、 実に奥の深い絡み合い方をする、と思います。 景気が悪いと、時計業界でも、確かに全体的な売上は落ちますが、 高額ラインの一部(ブランドによりますが)などの中には、 意外なほどの粘りをみせるところがあると思います。 そしてまた、景気が悪いときに逆に売上を伸ばすところもあります。 こういうのを目の当たりにすると、 確固としたイメージを築き上げたブランドは、 景気には、さほど影響されることはないといえるのではないか などとも思えます。 そういえば、戦時中にも、名門ブランドの中に、 プラチナダイヤインデックスの時計など、 贅を尽くした製品を作っているところがありました。 「需要あるところに供給あり」 との理屈で考えると、 やはり、景気に左右されない顧客層というのは、いつの時代にもいて、 そしてまた、 景気に左右されないで生き続けるブランドも同じように、 いつの時代にも存在するのだなぁ、と思います。 さて、それでは、 「ブランドとは何か?」 などと考え始めますと、 これがまたとても面白いテーマではありますが、難問です。 ものの本によりますと、 ブランドとは、明確なイメージである。 とか、 ブランドとは、”とんがり”である。 とか、 ブランドとは、社会におけるスペシャリストである。 などなど・・・、 さまざまな定義がなされ、それについて考えられていますが、 ブランドというのは、 なんとも抽象的な、とらえどころのない、 しかし、”明確に存在する何か”ではあると思います。 そして、 さらに考えてみますと、 ある法人がブランド化されるのと同じように、 ある個人が、社会生活でブランド化されるということもあるのではないでしょうか。 身近な例を探してみましても、 「何某君に頼めば大丈夫だろう」とか、 「彼なら間違いないだろう」とか、 「あの人が言うのだから、正しいに違いない」というような、 心理が働くことはよくあることですが、 これも見方によっては、個人のブランド化と言えなくもないような気がします。 そう考えると、 ブランド現象というのは、 マーケットだけではなく、日常生活で普通に経験することなのだな、 と思う次第です。 時計もいろいろ、人もいろいろ。 ブランドって、何なのでしょうね。 時計を眺めながら、 そんなことを考える夏の夜でございます。 前置きが異様に長くなってしまいましたね。(笑) > 寝る時も時計をするほど時計をつけていることが好きな私でしたが、 > ある朝のこと。 > 左手首に違和感を覚えまして、ふと愛用の革ベルトの時計をはずしてみますと、 > 赤い斑点ができてました。 そうでしたか。大丈夫ですか? お察しします。 わたしも以前、革バンドでアレルギーのような症状を経験したことがありまして、 一時は、時計をはめるのも辛い状況でした。 好きな時計がつけれないのは寂しいものでした。 >  と愚痴をこぼしながら、かくなる経過をたどりまして利き手である右手に > 腕時計をつけるようになりかれこれ3週間が過ぎました。 > >  右手に時計をつけるというのはたまにしていましたが、ずっととなると > なかなか馴染まず、当初はすぐはずしてましたが、それも3週間経ちますと馴染ん > できまして、驚くほど違和感もなくなってしまいました。 > 慣れというのはたいしたものですね。 わかります。 たまに時計を違う腕にはめてみるのも、おつなものですね。 なにか、習慣から抜け出したような、 新鮮な感覚があるのではないでしょうか。 > 左手に比べてアグレッシブに動くものですからあちこちぶつけます。 > ロレックスデイトは傷もほとんどなかったのですが、あっという間に > 傷だらけになりまして、いい味を出しはじめ、なるほど「ガンガン使う」というのは > こういうことかと初めて実感しています。(笑) そうですね。 確かに、利き手に時計をはめますと、 衝撃にさらされる機会が多くなって、「速成使いこみ」ができると思います。 ただわたしの場合、気分転換に右手にはめたときは、 字を書くときに、机に、コツコツと変に時計があたったりして、 これがちょっと、気になったりします。(笑) 最近は、「使い潰す」というテーマに取り組んでいまして、 ポールピコのマラケシュクロノグラフを 使い潰してやろうと決めて、よく使っています。 > ロレックスのようにバックルで簡単にバネ棒をはずして調整できるタイプは重宝する > わけです。 おっしゃる通りですね。 最近は、デザインを重んじたのか、 バックル部で微調整できないバンドが多くなりましたね。 でも、昔ながらのバックルもいいものですね。 >  当初、一日も早く左手に時計をつけたいと思っていましたが、最近では > このまま右手につけていてもいいかなと思うようになりました。 > 「時計が似合う」ように見えるのが最大の理由なんですけどね。(笑) 時計とのつきあい。 いろいろなことを思うものですね。 素敵な時計ライフをエンジョイされることをお祈りしています。 楽しいお書き込みをどうもありがとうございました。 また、お話できますことを楽しみにしています。 ●名前 たろ ●登録日時 08/07(火)10:36 パスワード re(1):利き手に時計をつけてみると -------------------------------------------------------------------------------- エコロさん、皆さん、こんにちは。 久しぶりに書き込みます。 >左手首に違和感を覚えまして、ふと愛用の革ベルトの時計をはずしてみますと、 >赤い斑点ができてました。 >すぐに治るだろうと軽く考えていましたが、反対に赤い斑点は時間を追って >次第に広がってきまして、ついには痒みもともなう膨隆疹にまでなりました。 >こりゃいかんと近所の皮膚科をたずねますと、どうも革ベルトに対して >アレルギー反応がでてしまったとのことでした。 >というわけで革ベルトはおろか腕時計を当分の間左手にすることが >できなくなりました。 >種類を変えれば革ベルトも可能とのことですが、やはり一度嫌な経験 >をしますと避けたくなります。 >革ベルトは好きなのですが、残念です。 >昔、好物だった生カキ。あたってしまいまして、今ではうけつけなく >なりました。 >(あぁ、これで2つ、好きなものが減ってしまったな・・・) とんだ目に合われましたね。 膨隆疹は私にも経験があります。ひどくなるととても辛いもんですよね。 ましてや、大好きな腕時計がらみなんて・・・・ 心中お察しします。 > と愚痴をこぼしながら、かくなる経過をたどりまして利き手である右手に >腕時計をつけるようになりかれこれ3週間が過ぎました。 > 右手に時計をつけて感じたこと >左手に比べてアグレッシブに動くものですからあちこちぶつけます。 >ロレックスデイトは傷もほとんどなかったのですが、あっという間に >傷だらけになりまして、いい味を出しはじめ、なるほど「ガンガン使う」というのは >こういうことかと初めて実感しています。(笑) >それでも壊れずに高い精度を出しているのには感心するわけですが・・・ > 当初、一日も早く左手に時計をつけたいと思っていましたが、最近では >このまま右手につけていてもいいかなと思うようになりました。 >「時計が似合う」ように見えるのが最大の理由なんですけどね。(笑) なるほど、普段と違った視点で物事を見ると、 自分の感性が進化していくものなんですね。 転んでもだだでは起きない?(失礼な表現ですみません。(笑)) 所は、エコロさんの素晴らしいとこですね。敬服致します。 私も右手に腕時計を着用する事があります。 でも、今回のエコロさんのように、大変な経験からではなく、 昔、インターのインヂュニアを入手した時、 リューズが大きく出っ張っていて、左手で使っていると 手の甲に当たって痛くなるので、右手に着用するようしたのです。 やはりエコロさんのロレックスデイトと同じように、 あっという間に傷だらけになりました。 私は逆に、時計を傷つけるのが嫌だったので 左手を主に使うようにしたのですが、 これが思った以上に不便でした。 (もともと私が右利きだという事もありますが。) 世間は右利き主導で動いているのが、はっきりわかりました。 事務机の引出し、扉の鍵、パソコンモニターの電源、 カメラのシャッターボタン etc ・・・ おやおや、腕時計のリュウズまで右利き用ではありませんか。 観念して、インヂュニアを更に傷だらけにしてしまった のは言うまでもありません。 左利きの方が右手に着用される場合でも、 意外に右手の使用頻度は高く、時計は傷つきやすいと 言えそうですね。 エコロさん、時計は右腕に着用し続けるとしても、 膨隆疹は一日も早くお直し下さい。 こちらの掲示板に参加される方々も 極端に暑い折、くれぐれもお体をご自愛ください。 ではまた。 ●名前 エコロ ●登録日時 08/11(土)01:46 パスワード re(2):利き手に時計をつけてみると -------------------------------------------------------------------------------- 上森さん、たろさん、お返事いただきましてありがとうございます。 上森さん> >「ブランドとは何か?」 普通に使っている言葉ですが、考えてみますと難しいものですね。 良くも悪くも評価をするに 「レッテルを貼る」 という表現もありますが、ブランドにはこれとは違った重く大きい印象を 持ちますね。 不変のものでありそうで、実は変化もまた知らず知らずに飲み込んでしまってたり。 自己主張が認められてブランドになるものもありますし、 そうでなしに周囲がイメージを固めてしまったものもあるのではないでしょうか。 >わたしも以前、革バンドでアレルギーのような症状を経験したことがありまして、 >一時は、時計をはめるのも辛い状況でした。 そうでしたか。同じような体験をされた方がおられますと心強いです。 >最近は、「使い潰す」というテーマに取り組んでいまして、 >ポールピコのマラケシュクロノグラフを >使い潰してやろうと決めて、よく使っています。 面白い表現をされますね。 「使い込む」と「使い潰す」のとは違いますでしょうか? ですが、使い潰すというのは実は難しいでしょうね。 壊れてしまっても直されるでしょうし、直すと使えてしまいますので 潰せないですね。 壊れても直したくないほどの状況とは一体どんなものでしょうね。 上森さん、自分が潰れる(天寿を全うする)のと、時計が潰れるのと、 これは一大勝負かもしれませんね。(笑) たろさん> >とんだ目に合われましたね。 >膨隆疹は私にも経験があります。ひどくなるととても辛いもんですよね。 たろさんもご同輩でしたか。腕ではなさそうですが、意外と同じような経験を された方はおられるものですね。 >リューズが大きく出っ張っていて、左手で使っていると >手の甲に当たって痛くなるので、右手に着用するようしたのです。 そうですね。私は自転車に乗るのですが、ハンドルを握る手の甲に 竜頭が刺さらないのはありがたいです。 その為にわざと竜頭の位置を3時位置から変えている時計もありますよね。 >左利きの方が右手に着用される場合でも、 >意外に右手の使用頻度は高く、時計は傷つきやすいと >言えそうですね。 確かにそうかもしれませんね。 左利きの方には何かと不便なことが多いでしょうね。 ところで、何故、「利き手」なんて存在するのでしょうね。 どちらも同じように使えれば便利だと思うのですが。 >時計は右腕に着用し続けるとしても、 >膨隆疹は一日も早くお直し下さい。 ありがとうございます。 お蔭様でもうすっかりいいのですが、未だ右手につけています。 時折、左手に戻してみるのですが、少し違和感が・・・(笑) お二人ともお付き合いいただきましてありがとうございました。