●名前 パテック大好き ●登録日時 05/02(金)19:21 カラトラバについて -------------------------------------------------------------------------------- はじめてカキコさせていただきます。 これまでアンティークの96を狙っておりましたが、高いし、程度や メンテの心配などもあり、方向転換をして3796に目標を定めたところ すでに生産中止となっておりました。そこで、先日なんとかUSEDの ものを手に入れたところです。はじめF店でYGのものを見たのですが 小キズがあってガラスにも小さなきずがあって・・なんだか3796が ちゃちに見えてガッカリしたところ別の店に行って、こちらはRGケースで 一目で気に入ってしまいました。ちょっとした色調でこうも雰囲気が 違うなんて思ってもみませんでした。 少し磨かれてあって角がダレているのを心配しましたが、見た目では気に ならなくて、竜頭の動きが滑らかな事や剣回しもスムーズなことなど ムーブがよさそうなのを重視して購入しました。 はめてみると腕の細いワタシにはピッタリとなかなかいい雰囲気です。 RGのケースは夕方など少し暗くなって来ると魅力が増すように感じます。 ただ、残念なのはデジタルカメラなどで撮って見るとやはり角のシャープさが あまり感じられないことですが、実際の使用には不満はありません。 3796はYGとRGのケースしかないと思いますが、よくPGケースだとか PGの尾錠とかの表記を見ますが、間違いでしょうか? はじめてパテックの腕時計を手に入れましたが、今度は角がシャープで シースルーバックの5096のようなものが欲しいと思っています。 オートマティックでK22の遊星ローターのあるものもいいですね。それでは。 ●名前 Ashe ●登録日時 06/19(木)20:09 re(1):カラトラバについて -------------------------------------------------------------------------------- 3796Sというモデルがありました。Sの違いはグラスバックであるところで 日本限定でYG100本の他にWG+カパーダイヤルも100本発売されました。1997年の事だと思います。今や目にする事は稀ですが、私の知る限り3796のこのモデルのみWGが存在するようです。 ●名前 パテック大好き ●登録日時 06/19(木)23:05 パスワード re(2):カラトラバについて -------------------------------------------------------------------------------- そうですね。WGのもありましたね。 確か以前のこちらのカキコで見たのでしたか・・WGの無垢のままのものは、 どうしても黄色味を帯びてくるので、パテックに限らずほとんどのものが、 ロジウムなどでメッキされていると・・。 ロジウムはパラジウム等とともに白金族といわれプラチナよりも相場が高騰 していると聞いておりますが、何分にもロジウムなんかはおなじみでないので、 ロジウムメッキと聞いて、なんだかWGのものに急に興味がなくなってきた ところです。剥げた時を考えると・・やっぱり、敢えて白系を買うとすると プラチナ製になってしまいます。ただ、これはもうとんだ値段になってしまい ます。 Asheさん、ご返事ありがとうございました。 ●名前 Ashe ●登録日時 06/20(金)19:02 re(3):カラトラバについて -------------------------------------------------------------------------------- メッキなんですよね‥ パテックの場合、OHに出すとしっかり「パラジウムメッキ代」として 3万円だか3.5万円だか上乗せされてしまうようです。 私は逆に少し黄色味があっても(スターリングシルバーみたいな感じなのでしょうか?) 味があっていいかなとも思うので、 手持ちのWGケースのを出すときはメッキ不要と言おうかとも思っています。 (否応無くメッキされてしまいそうな気もしますが、それだけのお金があれば  他の三針式のOH代が捻出できますし) でも剥げてきたときにカッコ悪いですかね。実際メッキなしのWGを目にした事がないから なんとも言えませんが。 ●名前 パテック大好き ●登録日時 06/20(金)19:55 re(4):カラトラバについて -------------------------------------------------------------------------------- またまた受け売りで申し訳ありませんが、 やはり、こちらさまの以前のカキコで、バセロンあたりからかつてメッキ無の WGケースのモノが出たとか出ないとかの話がありまして・・、 稀にそこそこの仕上がりのものが出るそうですが、一定の品質を保つのが 兎に角大変らしいです。ロジウムでなくパラジウムメッキでしたか・・。 ●名前 primavera ●登録日時 07/01(火)22:45 re(5):カラトラバについて -------------------------------------------------------------------------------- はじめて書き込みさせていただきます。 実は私、3796WGのシルバーマットダイアルを7年前に購入して、2年前に一新時計 にOVHに出しましたが、基本料金の3万5千円のみで「パラジウムメッキ代」などは取 られませんでした。 ブレスタイプのWGケースはケースとブレスの溶接の関係で、「パラジウムメッキ」され れているようですが、3796のような革バンドのモデルは、メッキはされていないようでです。 実際、私の時計も、SSのモデルと比べると黄味がかっています。 しかし、この微妙な色合いがSSとは違う深い味わいを醸し出し、私は非常に気に入って おります。 ●名前 パテック大好き ●登録日時 07/02(水)01:47 re(6):カラトラバについて -------------------------------------------------------------------------------- Primaveraさま ワタシの場合3〜4年前某オークションで程度の良いレディスのWGブレス タイプのものをゲットして一新時計にメンテに出しましたが、唯一シルバー マットダイアルがひどく汚れており、そのメンテに別途¥6〜7万かかって しまいましたが、パラジウムメッキは必要なかったようです。メッキと いっても10ミクロン以上はあるでしょうから、通常の使用条件下では、 そうそうメッキが必要になるほどの状態にはならない筈です。ちなみに 前述のものは30年位前のものですが、さすがにパテックしっかりして います。ワタシが聞いたところでもWGケースのものでメッキ処理がされて いないものはほとんどないようですから、Primaveraさんのケースは特殊な ようですね。このあたりの事情はあまり話題として取り上げられませんので、 ワタシも知識不足ですし、いろんな方のお話が聞きたいものです。 ●名前 primavera ●登録日時 07/02(水)23:48 re(7):カラトラバについて -------------------------------------------------------------------------------- 確かに、WGケースについての情報は少ないですね。 ですから私も、雑誌の記事とか、自分の経験からの話ししかできませんが、 もし、ケースにメッキが施されている場合、研磨などはどのように行うのでしょうね。 私の3796もOVHの時、不本意ながら、しっかりとポリッシュとヘアライン仕上げ をされてしまいました。 果たして、10ミクロンがどの程度の厚さなのか見当がつきませんが、 研磨に耐えられる程度の厚さであり、かつ、ほとんどのWGモデルにメッキが施されて いるのであれば、私の時計も、もしかすると「パラジウムメッキ」がされているのかも しれませんね。 ●名前 パテック大好き ●登録日時 07/03(木)13:19 re(8):カラトラバについて -------------------------------------------------------------------------------- 10ミクロンとは・・厚いですよと言った意味で適当に書いたに過ぎません。 いろんな考え方があるようですが、昔から金メッキの場合などでは、1ミクロン 1年と言われたりして、普通の金メッキでは2〜3ミクロンのようです。 10ミクロンなどというのはあまりないようですが、あっても所詮、通常の 使用環境では10年ともたない筈ですから、たとえこのように厚めのモノで あっても、メッキにポリッシュは厳禁だと思いますので、パテックのWGケース のものにポリッシュが施されているとすれば、そのメッキは相当厚いものと考え られます。ただし、上述の1ミクロン1年とかの言い回しは金メッキの話ですから パラジウムなどは少し薄めでも結構、磨耗に耐えられるのかもしれませんね。 ●名前 Kaya ●登録日時 07/11(金)23:31 re(9):カラトラバについて -------------------------------------------------------------------------------- シンプリシティーのWGはメッキかけて無いそうです(シェルマン確認済み)メッキが無 で色が黄色っぽくない物はハードホワイトと言われるニッケル割りのWGが使われていま (現在はパラ割り)金属アレルギーの原因になるので使われなく成りましたが強度等の ではパラ割りより優れています(合金にした時も色が均一でプラチナとステンの中間の うな色合いに成ります)。通常パラ割りのWGの物はパラでは無くロジュームが使われ います同じ白金族の金属ですが白金族の中でも磨耗性・強度に優れていますので金メッ 等と違い特別薄くない限り通常の使用では剥げることは無いようです(理想的なWGはロ ューム割りのですが高価な金属なのでPtより高くなってしますのでメリットが無いので の半額程度のパラを使うようです)個人的のはパラ割りの黄色ががったシルバーも好き すが合金時に色ムラを無くすのが難しいようでメッキのかかっていない物は余り見ませ 昔のパテもニッケル割りですメーカーによって切り替わった年度は違うようです ●名前 パテック大好き ●登録日時 07/12(土)10:06 re(10):カラトラバについて -------------------------------------------------------------------------------- >Kayaさま ニッケル割、パラ割、ロジューム割、色合いから金属アレルギーの話まで 大いに勉強になりました。 シンプリシティーってムーブだけでなくケースにも特色があるのですね。 WGの特性とはいえ、無垢材にどんな素材にせよメッキはイヤですね。 (あくまで個人的見解ですが・・・) ケースの素材についてはよく思うのですが、金ならばグラム¥1,400 位、プラチナでも¥2,700位です。時計1個に仮に50g使用すると して素材としての金(K24)で¥7万位、プラチナで¥14万位でしょう 金はK18ですし、金やプラチナの素材での仕入れ価格は日々の相場価格 より少し割り増しになるとしても、金やPtをケースに使用することによる コストは¥7〜¥15万位と考えられます。 それなのに高級ブランドの価格ではステンに比べてK18モノは2倍 (たとえば¥70万が¥140万とか)Ptなら金の倍近いとか・・・ この点が納得のいかないところです。 もっとも、Ptは極めて加工が難しいだとか素材のコストだけで計れない 諸々の問題があるでしょうが・・、それでも高すぎます・・・。 150年〜200年前頃までは日本でも金1に対して銀8(世界レートでは 当時金1に対し銀15で、さんざん国外に金が流れた歴史がある)で、 金や銀など貴金属は大変な価値がありましたが、現代ではその貴重性も ずっと下がってきおるので、時計製造メーカーさん、金やPtといって 価格を必要以上に上げることは止めてください!・・・と声高にいいたい ですね。金やPtは貴重だから高いと簡単に納得しないで、コストから 割り出した適正価格を考えたいですね。みなさん、どうお考えですか。 とにかく金やPt無垢ケースの時計を安く提供してくれ〜(笑)